尊厳死宣言公正証書

尊厳死とは

  • 『尊厳死』とは、一般的に回復の見込みのない末期状態の患者に対して、生命維持治療を差し控え又は中止し、人間としての尊厳を保たせつつ死を迎えさせることをいい、患者の自己決定権を尊重する考えを重視するものです。
    • 近年、我が国の医学界でも、尊厳死の考え方を容認するようになってきています。

尊厳死宣言公正証書とは

  • 尊厳死宣言公正証書』とは、公証人が直接見聞した事実を記載する事実実験公正証書といわれるものの一種です。
  • 嘱託人(宣言をする方)が、自らの考えで、延命措置を差し控え、中止する等の尊厳死を望む旨を宣言し、公証人がこれを聴取して公正証書にするものです。

医療現場での対応

  • 尊厳死の宣言がある場合でも、医療現場において必ずしもそれに従わなければならないとはされていません。
  • 尊厳死宣言公正証書を作成したからといって、必ず尊厳死が実現するとは限りません。
  • 尊厳死の普及を目的としている日本尊厳死協会のアンケート結果によると、「尊厳死の宣言書」を医師に示したことによる尊厳死許容率は、平成15年度は95.9%、平成16年度は95.8%に及んでいるとの結果が出ています。

手続きの流れ

相談者様とのヒアリング

  • 尊厳死宣言書作成の理由、要望のヒアリングを行います。

公証人との打ち合わせ

  • ヒアリング行った尊厳死宣言書の内容について、当事務所の行政書士が、事前に公証人と打ち合わせを行います。

家族の了解(同意)書の作成

  • 尊厳死宣言書の原案を基に、家族の了解(同意)の意思を書面に致します。

作成日時の確定

  • ご本人の希望日時を確認し、公証人との時間調整を行い、作成日時を確定致します。

作成当日

  • ご本人と希望によりご家族様、当事務所の行政書士が同行し、尊厳死宣言公正証書を作成致します。
    • 公証役場に出向くことが困難な場合には、公証人が希望の場所に出張しての対応が可能です。

料金

  • 当事務所の報酬料金 25,000円(税別)
  • 公証役場の手数料  11,000円+謄本交付料金
    • 出張の場合には、公証人役場外執務日当20,000円(4時間以内は、10,000円)と出張先との往復交通費がかかります。
  • 実費
    • 役所での書類収集手数料